この度、JANセーフティキャンプのプロバイダーである中林寿之による雪崩講習会を開催いたします。
雪崩への理解を深め、行動マネジメントで雪崩のリスクを軽減させることを目的とした講習会です。
主催:中林寿之 協力:ことリウム
スケジュール
2018年2月24日(土)-25日(日) セーフティキャンプ戸隠
【目 的】
雪崩への理解を深め、行動マネジメントによって、雪崩リスクを軽減すること
【対 象】バックカントリー・スキーヤー&スノーボーダー&テレマーカー
【内 容】
講習会は、入門者向きの「ベーシック・セイフティキャンプ=SC」です。SCは雪崩現象や地形、グループマネジメント、そして捜索救助など、雪崩安全対策に係わる包括的な内容を網羅しています。
【特 徴】
セイフティキャンプは、JANが進める総合的な雪崩安全対策の一つとしてプログラムが作られていますので、受講後に参加者が「雪崩情報」や「雪の掲示板」などJANのリソースを有効に活用するための内容が組み込まれています。
また、JANプロフェッショナルメンバーのプロバイダーによるセイフティキャンプの内容はJAN主催のものと同じです。
【装 備】
初日は滑走用具を使用しません。しかし、午後は戸外で捜索訓練をしますので雪上で活動できる服装が必要です。2日目は、実際にフィールドで短いツアーをしながらの講習となります。通常のデイツアーの装備や服装、行動食などが必要です。ビーコン・プローブ・ショベルは必携です。
【会場・場所】1日目(座学):ペンション ピオレ http://piore.com/
2日目(フィールド):戸隠高原エリア
【募 集】8名
【講 師】JANプロフェッショナルメンバー 中林寿之
【サポートスタッフ】酒井敬子
【講習料】25,000円(講習料・保険代込み)
※いずれも講習料のみ。宿泊・交通・講習中のリフト代金は各自でご手配頂くことになります。
※プロバイダー制によるセイフティキャンプについては、JANの「案内」をご覧ください。
http://www.nadare.jp/news/provider_sc/
※仲間を集め(5~8名様)、プロバイダーにセイフティキャンプの開催を依頼することも可能です。
お気軽にお問い合わせください。
テキスト:『山岳ユーザーのための雪崩リスク軽減の手引き』
著者:出川あずさ/池田慎二
発行:東京新聞出版部(12月中旬・増補改訂版が発売)
※2018年12月15日に増補改訂版が発売となります。
【SCの標準的スケジュール】(天候、実施場所状況によって多少異なります)
<初日>
09:00 集合、講師紹介
09:15 雪崩現象、雪崩地形、積雪の不安定性と雪崩ハザード
12:00 昼休憩
13:00 捜索訓練(戸外)
16:00 安全行動原則、グループマネジメント
17:30 雪崩情報・雪の掲示板、翌日の計画
18:30 終了
<2日目>
8:00 集合
BCへ、行動判断、グループマネジメント
積雪観察や地形利用、捜索訓練など
15:00 下山
15:30 座学会場に再集合、まとめ
17:00 解散
【装備&持ち物】
スキーヤーの方:スキー、シールもしくわスノーシュー、ストック
スノーボードの方:スノーボード、スノーシュー、収縮ストック
テレマークの方:テレマーク、シール、ストック
共通の装備:ビーコン、プローブ、ショベル、防寒着、手袋、帽子(ヘルメット)、ゴーグル、サングラス、ヘッドランプなど
お弁当、お飲物、行動食
※帽子もしくわヘルメットは、必ず着用してください。
その他、不明な点はご遠慮なくご相談ください。